
取引の記録単位「塊」とは?
仮想通貨の世界における「塊」とは、取引記録をひとまとめにしたものです。これは、採掘作業を行う上での処理単位でもあります。私たちが仮想通貨で支払いなどを行うと、その記録が残りますが、個々の記録は一旦まとめられ、一つの「塊」として正式に認められます。この塊に取引が含まれることで、取引が正式に承認されたことになります。まだ塊に含まれていない取引は、承認待ちの状態です。例えるなら、スーパーのレシートが塊で、そこに書かれた個々の商品が取引記録です。レシートがあることで購入の証拠となるように、塊は取引の正当性を証明する役割を担います。そして、この塊が鎖のように連なって記録され、過去からの取引履歴が安全に保管されます。この鎖を「鎖状台帳」と呼び、塊はこの仕組みを理解する上で非常に重要な概念です。