
日本格付研究所とは:信用力を測る指標
日本格付研究所は、一九八五年に設立された国内有数の格付け機関です。その主な業務は、長期や短期の債券に対する信用格付けです。格付けとは、債務を弁済する能力、つまりお金を期日通りに返せるかどうかを評価するもので、投資家が投資判断を下す上で不可欠な情報となります。当研究所は、客観性と公平性を重視し、企業や団体の信用力を分析、格付けという形で情報を提供することで、健全な金融市場の発展に貢献しています。格付け業務に加え、金融や資本市場、産業や企業の動向に関する調査研究も実施しています。これらの調査研究は、市場の現状を把握し、将来を予測する上で重要な情報源となります。さらに、各国の政治や経済に関する調査研究も行い、国際的な視点から市場動向を分析しています。このように、当研究所は格付け業務にとどまらず、幅広い分野で情報発信を行い、国内金融市場において重要な役割を担っています。