
相場を読むための第一歩:陽線とは何か
相場分析の入り口として、今回は陽線についてご説明します。陽線とは、一定期間において価格が上昇したことを示すローソク足の形状です。ローソク足は、始値、終値、高値、安値という四つの価格情報から構成されており、陽線は始値よりも終値が高い状態を指します。例えば、ある日の始値が10,000円だったものが、終値が11,000円になった場合、その日のローソク足は陽線となり、相場が上昇傾向にあったことを示します。陽線の長さは、始値と終値の差を表し、長い陽線は強い買いの勢力を示唆します。陽線を理解することは、相場の動きを予測し、より良い取引判断をするための第一歩です。